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2012年3月24日土曜日

感謝

昨日の新聞に人事異動の発表があったらしい
「あったらしい」というのは実際にこの目で見ていないからだ
家は「日本経済新聞」1紙  ローカルな人事異動は掲載されない

たぶん目にすることはない
退職者欄に  本名(hide)

過去ログに布石というものを打っていたのだが知る由もない
振り返ると31年間の教職員生活だった
満期の定年退職までは7年残すカタチになった

いくつかのメールや電話をもらった
心配してくれてすごく感謝している 本当にありがたい

でも、一番感謝しているのは理解してくれている家内
結婚して27年8ヶ月
よく我慢してわがままを許してくれたなと思う
その家内も不在のまま新聞掲載されたことがしっくりこない気がする
でも、今日韓国から帰国の予定
もう、インチョン空港を飛び立っているはずだ
もし、彼女が韓国語を話せるようになったら 
東アジア圏の言語4つくらいそこそこ話せるようになる

昭和56年3月 日本体育大学卒業
昭和56年4月 北海道静内高等学校定時制赴任(3年)
昭和59年4月        々     全日制課程へ異動(6年)
【剣道部監督】 
4年連続 全道高体連剣道大会出場
4年連続 全道新人剣道大会出場
初めて室蘭ブロックで男女個人優勝、女子団体優勝をさせる
昭和60年高体連全道予選(小樽市)で新田憲一選手が栄花直輝選手を破り3位となる

平成 2年4月 北海道豊浦高等学校全日制課程へ異動(13年)
同年 太田大助(後の内藤大助)入学
【陸上部監督】
5年連続 全道高体連陸上競技大会出場
5年連続 全道新人陸上競技大会出場
この時期に、順天大、筑波大(やり投げ北海道記録保持者)、早大(インカレ関東大会100m優勝)、仙台大出身(福島千里の恩師)の監督と交流を深め、指導のノウハウを知る
このころから、剣道のトレーニングを兼ね生徒と走り始める

平成15年4月 北海道琴似工業高等学校定時制課程へ異動(5年)

平成20年4月 北海道有朋高等学校通信制課程へ異動(4年)
【剣道部監督】
平成23年 全国定時制通信制課程剣道大会出場 
平成24年3月 同校退職

【洞爺湖武道館館長】平成12年から15年
全国道場連盟剣道大会小学生の部、中学生の部出場
全道スポーツ少年団剣道交流大会女子個人の部優勝
全国スポーツ少年団剣道交流大会女子個人の部敢闘賞(ベスト8)

自身、平成13年11月剣道七段合格
全道教職員剣道大会団体1部 3位1回
全道教職員剣道大会団体2部 優勝1回、2位2回、3位3回
全国教職員剣道大会団体監督 1回(事情により幻となる)

振り返ってみると ちょっとは熱心な教員だった

以下、内示前にお世話になった方々への手紙(原文)

時候のあいさつもなく、大変失礼な手紙で申し訳ありません。
火急に知らせなければならないと思いタイピングをしています。

3月15日に人事異動の内示があります。
私は、3月31日付で勧奨退職することにしました。

内示があれば、瞬く間に周知の事実として早晩耳に届くかと思います。しかしながら、今までお世話になった先生や同窓の方々に対して失礼にあたらないのかなと心のどこかで引っかかるところがあり、このような形になりました。重ねて、失礼身勝手な手紙を許していただきたいと思います。

振り返れば、31年間の教員生活でした。順調に定年を迎えるのが普通でしょう。ところが2年ほど前からぼんやりとこのままの生活でいいのだろうかと思い始めました。これは非常に大切なことです。自分の能力を過信する訳ではありませんが、落ち度もなく熱心な教員だったと思います。しかし、一度、現状の生活に疑問を抱き反芻して考えるとどうやら大切なものが欠落していることが分かりました。毎日が事務的に何の熱もなく、回し車の中を無意味に動き回っているだけです。

昨夏、恩師宅を訪れて、そのことについて相談しました。寂しそうな顔をして残念がっていましたが概ね理解してくれました。

性格上、一度決めたらあとに残すものは何もありません。夏休み中に職場長と相談し、もう少し考えてみたらどうかと慰留されましたが、そういうことで心が揺れることを嫌います。ですから、もう、半年以上前には決定されていました。

新しい生活が始まり、良い方向に生活ができるようになりましたら改めてご挨拶したいと思います。今後も今までと変わらずに接していただけたらと勝手なお願いになります。

4月になりましたら、小笠原諸島にトレッキングに行き、5月3~4日にモエレ公園で行われる「ほっかいどう24時間走」に出場することが決定しています。そのころには、剣道の朝稽古も再開できるものと思っています。

「冬来りなば、春遠からじ」あたたかい本当の春が近づいてきました。
皆さまのご健康を心からご祈念申し上げます。

平成24年3月
本名(hide)
敬愛する皆さまへ

次は何する?と当然ながら言われる
いくつかの選択肢はあるだろうと思ってる
その前に、今やりたいこと今でなければできないことをする時間に当てる
それが別な形の労働だったり、バックパッカーとして旅をしたり・・・
必ずすることは
俺と内の親孝行
津波で跡形もなくなった石巻の親父の実家を目にすること

今はそれしか言えない
長い間、支えて下さった皆さまとめぐり会えた生徒たちに

ありがとうございました



  

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