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2012年4月30日月曜日

春満喫

GW前半終了
ここのところの暖かさで札幌にもしっかりした春がやってきた
走っている時には、ほぼウィンドブレーカーはいらない
熱が内にこもらないので 汗も揮発される
同じ距離を走っても 汗の量が少なく感じるが気のせいだと思う

28日にあった西区剣連総会で同窓の先輩にあいさつ
理由を聞かれて素直に答える
「驚いたよ、何かあったのかと思った」と先輩から心配された
本当に心に留めていただいただけでありがたい
冬に先輩の稽古をする姿を見て感動したこと
機会があったら是非、稽古をお願いしたいと伝える


昨日、札幌市内でシーズン開幕戦「みどりさわやかマラソン」
いただきものの写真を使わせてもらったのでちっちゃいですがオレです
応援ランということで軽くジョギング程度の速さで往復約15km
これで4月も月間300km達成!
小笠原へ行ってた時にほとんど走られなかったので
正味、17日間で目標達成できたのでうれしい(^^♪

大会は、チームから6名のエントリー
10kmの部で6位入賞
ハーフの部で自己ベスト更新があっていい大会になった

速くても 遅くても みんな笑顔でナイスラン!
応援もほとんど自宅から走って集まったので
これまた応援ナイスラン!
夜はお決まりの反省会 すすきの東亜会館2F「一休」
生でも食べられますよという塩ジンギスカン
初めて食べたが肉の柔らかさ、味のまろやかさは絶品
そして刺身も旨かった
そして、またもや2次会へGO
久しぶりにスナック 経営が現役を越えたパパさん(完全昭和前期風)
またまた全員壊れかけたが、辛うじて地下鉄で帰宅
今日は午前中ゆっくり過ぎるほど寝ていた

初夏を思わせる陽気
冬眠から覚めたクマの出没情報もこのところ落ち着いてきた
こういう日は「三角山へ登ろう」と思わせる
昼食を終えてコーデロイのパンツにアバクロのポロシャツ
念のために薄手のフリースを腰に巻いて出かけた
今日の三角山は大賑わい 山頂で座るところないくらいだった
登りも下りも春を満喫する
走らないで登るのも久しぶり お陰でいろんな自然に会えた
野花がきれいだった
西区役所前の桜が咲いてた
暦の上では春はあと1ヶ月


2012年4月27日金曜日

騙されない

久しぶりの政治ネタ

今日、「歳費削減法」成立した
国会議員の歳費を2年間で520万円削減されるという
国難にあってセコイ議員ばっかりでがっかりだ

過去ログで書いていたかもしれないが
議員には月額100万円、年間1,200万円の
文書通信交通滞在費」という訳のわからないものが支給されている
簡単に言えば、選挙区の有権者への報告通信費だ
なんてことない、これは議員の宣伝費、就活費だ
衆参の議員総数722人×1,200万円=8,664,000,000円
桁が多すぎて分かんないけど(笑)
1年間で86億6千4百万円×2年間
こっちを削減してくれた方がいいんだけどね(笑)

戸別に勝手に入れられる議員の議会報告なんかがここから出る
「議員さんお金がかかるね」なんて言ってたらお笑い
全部、我々国民の税金で賄われている
買いたくもないリーフレットを国民は自分で買っている仕組みになる

ばからしい

支持する議員は自分のHPを持っているからそれを見ればいいだけの話だ
いくら機械音痴でも秘書がいるし
初期投資をしてプロに見栄えのいいHPを作成してもらえば
そのあとの更新・管理を事務所ですれば金はかからない

特に地盤がない「比例代表」の議員まで横並びで支給されている

小泉チルドレンで有名になった「杉村太蔵議員」なんかは
公然とこの「通信費は地盤がないので貯金しますよ」と言っていた
年間、1,200万円のおこずかいを気前よくあげていた訳だ

マスコミが一時、この文書通信費(略)を指摘していたこともあった
なのに今は・・・

ということで国会が「2年間で1人当たり520万円歳費削減しました」
というアリバイに成功した訳だ

騙されてはいけないと思う

因みにこういう国の仕組みは
国会議員ばかりではなく毛細血管のようにある地方自治体まで
横並びシステムになっているから税金の垂れ流し無駄遣いになる

地方議員も同じような訳のわからない手当をもらっている
自分たちの歳費については自分たちの議会で決めるから
有権者は手の出しようもない

本来なら、公務員と同じように
議員の給与・手当に関して人事院勧告のような仕組み
議員が口出しできない第三者機関をつくらないと全く改善されない

と日頃から考えている


朝食は野菜サラダと目玉焼き、キウイフルーツ、フランスパン、コーヒー
午前中、1本9kmほどテンポよく走ってきた
天気がいいので夕方は少し長めのジョギングに行く



2012年4月26日木曜日

ブラッスリー吟醸

気の置けない仲間と昨夜は琴似の「ブラッスリー吟醸」へ行ってきた
ここも美味しいもの出してくれるお店
お互いの近況を話しながら閉店まで
お通し(ウズラの卵、竹の子、白身のフライタルタルソース、小鉢)
活だこの唐揚げ
ゼンマイの黒ごま和え
焼き蛤
アスパラガスのてんぷら
てんぷらの盛り合わせと海老の頭の唐揚げ

飲み物 ビール、米焼酎のお湯割り
料理も話も大変おいしい時間でした


2012年4月25日水曜日

最近いろいろ

『ダンス・ダンス・ダンス』を読み終えていたが
俺にとって読んだ後の後味の悪さは今までにないものだった
あまりにも無意味にまたは猟奇的に人が死ぬ様は
何かしらのダメージを与える
人間のこころの底流にあるもが「目の前にさしだされている」と思っていても
『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』における
静かな悲しみとは全く違う印象があった
加えて『羊をめぐる冒険』の続編的な位置づけとして読んでいたので
どこに「死」または「消滅」する必然があったのか分からない
読み込みが足りないのかもしれない

断片的に生き方や考え方が示唆に富むものだったとしても・・・

歴史小説の中での命のやり取りは必然として捉えられる
また、それは非常に鮮やかに表現されることがある
そういう表現の仕方は、司馬さんより津本陽がいい
しばらくぶりに『人斬り剣奥義』(短編集)でも読んでみようという気になる

日曜日に北大構内の南北ロータリーのシャトルラン10R
自宅往復を含めて31kmくらい走った
月曜日は疲労取りのためにウォーキングのみ
札幌駅近の「紀伊國屋」さんへ行ったが目当ての本がなく
ただ、9km歩いたことになった ま、いい・・・
一番大切なことは無為に時間を流さないこと だから・・・

昨日は病気だった友人からメールがあって「散歩でもしませんか?」ということ
のんびり3時間くらいかけてリハビリウォーキング
待ちあわせの農試公園はいつものトレーニングフィールド
少しずつ芝生の青さが新緑の到来を思わせる
2人散歩と思っていたがもう一人のラン友もリハビリ中ということで3人になった
琴似発寒川沿いを川上に向けて歩を進める
横に走る大きな通りが幾本かあるがその間は川沿いの公園になっている
梅と桜が絶妙に配置されていて花見のシーズンには大勢で賑わう
「梅も桜もバラ科なんだよね」とか
「梅は咲いたか桜はまだかいな」なんていうけど北海道は一緒に咲くんだね
などたわいのない話や近況なんか話しているうちに北海道神宮到着
3人3様それぞれお参りして「六花亭」のお休み処で休憩
無料のお茶と菓子をありがたくいただく
農試公園から北海道神宮~琴似まで全行程約12kmのウォーキングだった
暖かい日でした  ということでその日は終わらず夕方走った(笑)

帰宅して手際よく夕食準備 ビールもどき呑みながら・・・
何故か夕食というより簡単なつまみ作りとなったが
手羽元の酢醤油煮のつゆを冷やし固めて煮こごり
キャベツ・玉ねぎ・シイタケのコールスロー
料理じゃないけど、シュウマイをちゃんとせいろで蒸して出来上がり

そのうち、調子づいて酔っ払いのカレー作りになった
チキンカレー

今日はそのカレーを元に麺つゆをお湯で伸ばしカレーうどんをつくる
これが正直旨かった 今回もまたイタリアの乾燥トマト入り
トマトの酸味があってさわやかな味わいになった
ということで記念撮影  本日の昼食【カレーうどんとコールスロー】
このあと久しぶりにコーヒーをドリップして飲んだ
やっぱりインスタントより断然いい

比べるのが間違いだな

午前中 MLBのLIVE中継
レンジャースvsヤンキース ダルヴィッシュvs黒田
両者ナイスピッチング ダルヴィッシュが一試合ずつ本来の力を出してきた
今日のようなピッチングをすれば15勝+αは間違いない

時々気になるのがジャッジにブレがある審判にあたると厄介だということ
ダルヴィッシュも例外ではない(人種的なものも含んで)
四球が多いのはそのあらわれだと思う

ヤンキースの井川はそれで殺された

2012年4月21日土曜日

生活の縮小

今週は、挨拶状も出し終えたということでリアクションがあった
概ね激励するものだからうれしい
おそらくは 心配混じりのもあるのだと思う
「元気であることが確認できた」というのが共通点なのか

確かに・・・逆の立場からすると・・・

一つ言えることは「リストラされる心配はない」という表現は間違っている
「レイオフされる心配はない」こっちが近いのかなと思う 
別な表現もあるらしいけど こうくどいのもオレらしい
リフォーム⇒リノベーション
リサイクル⇒リユース
誤用を避けるためにきちっと報道なんかも修正すればいいのになぁ
ランニング  フォームなのかポスチャーなのかますます混乱する
一度、ネイティヴに聞きたいものである  ま、いいや

しつこいから調べたらやっと見つけた
ニュートンのHPに書いてあったから、ランニングフォームでいいのか 納得!

被雇用者として毎月給料をを受け取っていたものとして 
大方の事務的な手続きは言われるようにやってきた
これからは個人として生活にかかわるセイフティーネットを確立させる
まず、保険証申請の手続き
これは最大で2年間は共済組合員証を継続できる
無職になったから ここはきちっとしなければならない
振込請求書が送られてきて ちょっと予定していた予算と違っていた
考えれば当然だったなぁ~
今までと違って保険料率がそのまま本人へ帰ってくる
つまり今までは雇用者と被雇用者で折半していたものが100%の支払いになる
加えて、4月・5月は税金の納税期間とその他所属団体への年会費の支払いがある
社会生活を営む上で 必ず支払わなければならない

その他、毎月かかるランニングコスト

保険料以外は簡単に算出していたので何も問題はない
ただ、実験的に2ヶ月くらいはどこまで生活を縮小できるかがテーマだ
実際にこの4月は、旅行で発生した支出以外を考えるとほとんど物を買っていない
昨日まで車さえ乗っていなかった
一番お金を使ったのが新千歳へ走りに行った時が大きな支出だった
毎月の駐車場料金を支払うくらいなら車も処分したいところだが
しばらくは保有していなければならない
スポーツジムも退会した

だから、「生活の縮小がテーマなのだ」 といっても無理はしていない
若い時の物欲がほど良く減退している
物欲が労働の力になっていたときも実際にはあった
好きなものを買い、好きなものを食べ、好きなところへ行く
こういう姿勢が厳選され限定されるということだ
価値観に順番をつける
そんなことで少しずつ日常の生活が豊かになることを発見する

仕事をしていた時は昼食がコンビニ弁当や外食だったので1つ縮小できる
夕食も忙しかったり、面倒だったりしたらできあい物や外食だった
旅行から帰ってきてそれがほとんどなくなった
夕飯は2人分つくる だいたいが内と半々くらいでつくる 
幾分オレの方が多くなったか(・・?
カレーから始まり、肉じゃが、野菜サラダ、マカロニサラダ、チヂミ、きんぴら、いり豆腐
その他にも簡単に肉や魚のソテー、蕎麦、うどん、パスタなどつくる
そいう点は面倒でもないし、割合と器用な方だ

生活環境も手をつけていなかったところに目を向ける
郵便物が堆積していたものを丁寧に点検しながら処分する
ほとんど使っていなかったベランダの網戸や床を水拭きする
台所も自分の使い勝手が良いように整理する

普段、主婦がするようなことをほとんど引き受ける
時間をつくってランニングへ行く

こんな生活をしていると本当に必要なものだけが浮かび出てくる
これは将来にとって非常に大切なことだと実感する
かといって夜のお誘いを断らない
個人的な交遊はオレの価値観からするとほとんど上位に値する

実際に生活を縮小(内的にという意味で)としても
傍から見るとなんら変わらない生活をしているようにしか見えないと思う
6月初旬まではそんな生活を送る

6月の千歳JALマラソン(フル)が終わったら
いよいよ本州へのバックパッカーの始まりだ

昨日、5月3日「ほっかいどう24時間走」のゼッケンの案内が届いた
116番
116km以上は走りたい

【追記】
午前中 農試公園を2時間ほど走ってきた
公園内の樹木は剪定されて 殺風景
道の傍らに咲く小さな春
今日の札幌は気温15℃
桜の芽も膨らみ始めている いよいよ北の大地にも桜の季節が間近だ
冬眠明けのヒグマの目撃情報もある
困った トレッキングできない

風呂、昼食、読書のあと午睡zzz

【本日のメニュー】
①じゃことささみとレタス、シイタケのチャーハン
②玉ねぎとニンジン、舞茸のコンソメスープ
③レタスとブロッコリー、ミニトマト、ささみの酒蒸のサラダ
低カロリー高タンパクでバランスのとれた夕食となった

自作です

2012年4月16日月曜日

いり豆腐

小笠原から帰ってきて 札幌の天気も良く気持ちよく走れる日が続いた
そんな中でもきちっとやらなきゃならないことがある

挨拶状

ようやく11日に完成 またもやシンプルすぎか?と思う
家にいる時は家事一切をやる ルールに従って

最近は手紙やはがきを出すときは 表書きを手書きにする
ソフトを使えない訳じゃない 
全部機械任せだと何となく味気ない気がする
あらたまって書くときは筆ペンを使うが 
買いに行った1軒目で「季節的に扱っておりません」と言われたので簡単にあきらめた

という訳で申し訳ないがボールペンで書いた ま、いいか

1日中、ペンを持って物をかくのは疲れはしないのだが
はっきり言って飽きるね
新聞読んだり、本読んだり、走りに行ったり

週末の土日は、自分で企画したチームのランニング練習会
土曜日は、自宅から北海道マラソンコースの一部を走って帰宅16km
その晩入院していたランニング仲間から夜のお誘いがあって久しぶりに呑んだ
しばらくは走られないし、このまま走られないかもと不安げだったけど
とりあえず、元気な顔を見て安心した
日曜日は、チームの仲間がナビゲーターをしてくれて
円山や農試公園などランニングマイコースを周回16.3km
風も穏やかで春が一気に加速するような日だった
そして、やっぱりブーム ランナーさん多い
春を待ちわびた動植物のようにわんさか湧き出てきた

そう言えば、「北海道マラソン」が4日で定員だったらしい
今年は納得できない値上げで不参加
チームのエイドを作ることにしていたから問題ない

毎日の生活で一番変わったことは家でお酒を飲まないようになった
夕食を済ませて、パソコンやら気に入ったスポーツをTV観戦
10:00pmにはベッドに入り本読む
疲れたら読書灯を消して眠る
朝5時に起きてコーヒーブレイク(最近は韓国そば茶)して一日が始まる

だいたいが朝食後の茶碗洗いから洗濯掃除をして自分の時間をつくる
いつもならここで走りに出かけるのだが、今日で挨拶状を書き終えると決めていた
さすがに昼過ぎまでかかちゃったなぁ~
昼食を簡単に済ませたあと、内から「いり豆腐の食材あるから」と言われていた
冷蔵庫を点検したらニンジンがないので 挨拶状を出しに行ったついでに買ってきた
買い物したときにあまりの強風でランニング中止決定
ここのところ正味4日間で100km以上走っているから休足

「いり豆腐」作りにトライ ま、レシピどおりに作ればいいんだけど
食材をみじん切りにしたり、ひじきを水で戻したり、豆腐の水分を取ったり
調味料を分量通り計って合わせたりと準備完了!

あとは具材と豆腐を別々に炒めて水分を飛ばし 具材に味付けをする
水気が飛んだら具材と豆腐を合わせて丹念に混ぜながらさらに水分を飛ばす
長ねぎの小口切りを入れ しんなりしたところでとき卵を入れ
適度な固さになるまで火を通す 
それだけで出来上がり!
さて、風呂読書でもしよう!

明日も風強そうだけど、走んなきゃ^^;と思う

2012年4月12日木曜日

24H走に向けて

「ほっかいどう24時間走」もあと3週間となった
昨年12月のNAHAマラソンでフルは歩かないで完走できることが証明された
でも・・・、それ以上走ったのは道マラ前の7月末にやった岩見沢からのLSDのみ
今日はそれ以上走りたく、また、新千歳空港に「万葉の湯」というのがあると情報を得た

自宅⇒新千歳空港 (クリックしてね)というルートをお一人様でトライ

ストップウォッチ使うと押し忘れが多くなるので
自宅をぴったり9:00スタートのランニングタイム(すべてコミコミです)
市内抜けるまで信号ばっかりで時間を食う
札駅到着 9:45
道庁赤れんが前 9:49
札幌時計台 9:54
札幌ドーム 10:48
輪厚のセコマで昼食 コーラとクロワッサン(中間地点手前) 12:08
毎年ANAオープンが行われる「札幌ゴルフ倶楽部」付近
いやー こっからコンビニなくて困った(+_+)
島松から見えた恵庭岳や樽前山 13:37
恵庭道の駅で最後の休憩 13:20
もう、我慢できないくらい「呑みたーい」 工場見学で呑めるらしいから・・・ 13:53
でも、走る
新千歳空港到着記念撮影 15:21
空港内のローソンで缶ビール350ml1本購入 一気呑み!うまーい!
空港内施設 天然温泉「万葉の湯」でのんびり湯につかった(笑)
ただし、サウナに入っても汗が出ない?
水風呂でアイシング
本格的な昼食っていうか夕食 あんかけ焼きそば

総走行距離52.9km 6:15:00
早いんだか、遅いんだか分からない 意識散漫状態でWB落したのも気づかず(涙)
気がついた時には戻る気にもならなくそのままR36の歩道に放置
コンビニ、給水、昼食以外は全部走りきった

これで、何とか「ほっかいどう24時間走」の足掛かりになったか と思う

米焼酎の炭酸割りでやってるけど、疲れ過ぎてハイになって眠れそうにない

2012年4月10日火曜日

最後の楽園

最後の楽園~細野晴臣

まさに小笠原「最後の楽園」にふさわしい
この細野晴臣の曲を聴き目を閉じると情景が鮮明に浮かぶ

最終日はPCをバックに詰めてしまっていたので携帯からの簡単な投稿になった
最終日前夜、ゲストハウスでブログをアップした後
シンジさん(ロックウエルズ)と最後の晩餐
自家製の金柑酒をロックで飲みながら 彼がウクレレを奏でる
「下手ですみません」と言っていたが、楽器のできない俺にとっては大切な贈り物になった
そう言えば「何故、Bonin Islandなの?」と聞いたら
「無人島が聞き間違えてボニンになったらしいですよ」ということだった
名前の由来とは概ねそんなとこだろう
翌朝、7時食事なのにシンジさん寝坊で俺が起こす
「すみません~ん」と腰を90°に曲げ謝ったが 
時間がゆるやかに流れている島なんだから気にしなくていいんだよ
最後の朝食は、至ってシンプルな日本旅館風の朝食だった
でも、この朝食がなんとも日本人の原点 力がでる
最後にゲストハウス前で記念撮影
オーストリアからのシルビアさん、トバちゃん、シンジさんと4人 
ありがとう!
この後、俺はのんびりウォーキングで街へ出た
途中「海洋センター」でアオウミガメの人工ふ化などを勉強
標識をつけて海へ離される 同じ海岸へ帰ってこられたとしても30年後
生態はまだつかめてないことが多いらしく(だから研究しているのだが)
北半球の太平洋のあちこちで離された個体が確認されているらしい
珍しいアルビノのアオウミガメ これはここで飼育されるらしい
海洋センターなのに戦遺品が展示してあった
最後は街に一番近い大神山公園から眺望を楽しんでお終い
買い物をして、ビールとホットドックと海老フライで小笠原に乾杯
思えばツアーガイドもつけず 地図片手に歩き倒した小笠原だった
「海辺のカフカ」を持って行ってこれまた正解
上巻 P324にこんな件がある
「自然の中でひとりぼっちで暮らすのはたしかに素晴らしいことだけれど、そこでずっと生活をしつづけるのは簡単じゃない」と大島さんは言う
「理論的にはできなくはないし、実際にそうする人もいる。しかし自然というのは、ある意味で不自然なものだ。安らぎというのは、ある意味では威嚇的なものだ。その背反性を上手に受け入れるにはそれなりの準備と経験が必要なんだ。だから僕らはとりあえず街に戻る。社会と人々の営みの中に戻っていく」

山を登り下る 美しい海を見に時間をかけて歩く
森に入ると鳥のさえずりや木々の擦れ合う音に耳を傾ける
そこにはやはり自然に対する敬意を持ち 畏れを感じる

また来られますように・・・さよなら