陽が長くなってきたのに反して 寒さは厳しくなってきた
札幌雪まつりも その寒さが趣を加える
故障していた足も完璧とはいかずとも 回復の実感がある
1月は250km走った
ほとんどが足場の悪い野外だから なおさらよくやったと思う
剣道の稽古も回数をこなせるぐらいになってきた
1月の終わりは 相棒との稽古で締めくくった
充分な時間がなかったので 切り返し、打ち込み稽古、立会いを繰り返した
3回目の立ち合いで相手の起こりを捉えて小手に行ったが相手は諸手突きだった
打突部位は外したが 実践だったら絶命だ
気合入れ直して 4回目の立ち合い
心体ともに「絶対に引かない」と心に決め攻める 相手は受け身になる さらに攻める
相手の顔面から大量の汗が出始める
心に打擲を加えた証しだ
あとは言うまでもなく こちら側が優勢にして稽古は終わった
自分が位の高い先生にかかる心理と一緒だったなと相棒に説く
お陰で自分にも言い聞かせる「退くな」
難しい だから面白い
2月になり新たな目標を立てる
月間300km走と朝稽古の参加
手始めに出勤ラン
JR沿線の鉄工団地通りを手稲駅に向けて走る 気温-9℃
リズムよく 「キュッキュッ」と足音が聞こえる
朝の通勤通学の人々の音 さまざまな種類の車の音 小学生の楽しげな会話
そんな音が途切れるとまた「キュッキュッ」とする
追分通りを過ぎ手稲駅まではほとんど自分の「キュッキュッ」
手稲駅を右折して新川へ向かう
寒さを象徴するような新川 夏以来の手稲高校前
川縁にある樹木は凍てつき 新川はけあらし薄曇りの間から暑寒別が望めた
この新川を境にして目に見えない細胞膜があるようだ
石狩に入ると肌に刺さる寒さが全く違う
瞼は凍りつき始め 縫合した唇はさらに固まり
スキーグローブをしても指の感覚がなくなる 汗はほとんどかかない
だけども足を止めず「キュッキュッ」と進む
職場についてネットで気温を調べたら石狩市-15℃
やはり新川に見えない細胞膜が存在していた
約2時間17.2km
帰りも帰宅ラン12km 合計29.2km 悪くない数字だ
帰りがけ上司が「今日も走って帰るの?」と聞くから
「お金はないけど、時間と体力だけは余ってますから」と答えておいた
一日3時間くらい自分に使っていいんじゃないか?
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