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2011年11月25日金曜日

どうなる巨人のお家騒動

己の良心を主君の気まぐれや酔狂、あるいは道楽の犠牲する者には、武士道はきわめて低い評価しかあたえなかった。そのような者は無節操なごますりで機嫌を取る「佞臣」(ねいしん)、あるいは奴隷のような卑屈な追従で主君に気に入られる「寵臣」(ちょうしん)として軽蔑された。この二種類の家臣は、イアーゴ(シェークスピアの『オセロ』の登場人物)が描く像とぴったりと一致する。その一人は自分の卑しい屈従に目がなく、あたかも主人のロバのように、自分の一生を無駄に過ごす下卑たる下僕である。もう一人は義務に忠実な振りをしながら、心の中では自分のことばかり考えている利己的な卑怯者である。君主と臣下が意見の分かれるとき、家来の取るべき忠義は、ケント王(『リア王』の登場人物)がリア王を諌めたように、あらゆる可能な手段を尽くして、主君の過ちを正すことである。もし、その事がうまくいかないときは、武士は自分の血をもって己の言葉の誠実を示し、主君の叡智と良心に最後の訴えをするのが、極めて普通のやり方だった。

わが生命は主君に仕えるための手段と考え、それを遂行する名誉こそ理想の姿であったのだ。サムライの教育と訓練はすべて、これに従って行われたのである。

『武士道』~第九章 忠義      新渡戸稲造著  岬龍一郎訳 より
ストーブリーグで忙しい最中、お家騒動でも忙しい巨人
昔は好きだったんだけどね  さみしいよ
自分のところで選手が育たないもんだから
金をちらつかせて他球団からFA宣言した選手を根こそぎ持って行って
選手を潰しまくる体質は変わらないんだ

おまけにこっちの騒ぎの方がクローズアップされてる
どうでもいいけど日本のメディアの中心になっている読売がらみ
あくまで報道としての中立的な立ち位置を確認して偏向にならないでほしいな

相変わらずファン無視の立ち居振る舞いでイラっとする
大好きな長嶋さんまでコメント出しているけど
長嶋さんの言葉には何の罪も意味もないので許してください<(_ _)>

一場事件で立場的には隠居してるはずなのにいつまでも院政
これで本当の武士が分かるよ

『利に依りて行えば恨み多し』『徳弧ならず必ず隣あり』と論語でも説いているから清武さんが正道なら、仮に裁判やっても潔くみられるんじゃないの
覚悟決めてるみたいだから・・・。

そんな気がする
日々の鍛錬は本日より再開!
とりあえず、アップも入れて11km

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