Powered By Blogger

2012年8月30日木曜日

頑張れコンサドーレ

最近のウォーキングの定番がコンサドーレの練習見学
昨日も少し遠回りしながら白い恋人パークへ行ってきた

2012年8月27日月曜日

北海道マラソン2012エイド



 

今年の北海道マラソンは、2年間で2倍の参加料金に対して
ささやかな抗議を込めて参加を見送っていた
もしも参加を表明していたところで、今の状況ではDNS間違いなし

最初から私設エイドを設置する予定でいた
ハーフマラソンならまだしもフルマラソンではエイドが命と言っても過言ではない
パブリックではボランティアがその役割を果たしている
多くの大会でパブリックでもプライベートでもエイドにお世話になる
大会の大きさによってパブリックエイドの充実度が違ってくる

今まで出た中では沿道の応援と私設エイドの充実さではNAHAが間違いなく№1


今回は自分がお世話になってきた恩返し
チームからは約20名参加
一人でエイドしようと思っていたけど、メンバーがヘルプしてくれた
そりゃ、オヤジより女性陣の方がいいに決まってる(笑)

2012年8月24日金曜日

ダルヴィッシュと黒田の違い

ファンの目という視点で記述する
詳しいデータはネットですぐにでも調べられるが
敢えて観た感想で比較したい

今のところ成績はほとんど同じだ
報道では勝ち星ばかりにスポットをあてるが
本当の勝ち星やチーム貢献としては勝敗の引き算でする
勝数より敗数が少なければチーム勝率は上がるし、逆なら下がる
2人ともその点についてはチーム貢献をしている
ただチーム事情でいくら相手打線を抑えても勝ちにつながらない時がある
去年のダルビッシュがそうであったように
黒田もドジャース時代はナイスピッチングをしても打線の援護がない
実はNYYにきても黒田はそのようなゲームがある
失点が1~2点でも勝ちにつながらない
打線は水ものだし、相手ピッチャーが1級品を当てられる
黒田にとっては宿命というべきだろう!
むしろ、黒田がスターターでマウンドに立つときは対戦チームが警戒している証拠

ダルヴィッシュと黒田の決定的な違いは四球の多さだ
報道はダルヴィッシュの三振数を取り上げるが
与四死球は黒田の倍だ
与四死球は、シングルヒットと同じである
ダルヴィッシュの場合、連続四死球があり、そのあとタイムリーもしくはHRになる
黒田の場合はほとんどそのようなことはない

与四死球を安打と考えると黒田とダルヴィッシュでは
かなりの差が出てくることが分かる
アウトは、スイングアウトで取ろうがフライアウトで取ろうがグラウンドアウトで取ろうが、アウトはアウトなのだ

何度かダルヴィッシュの「精神的なイプス」ではないかと書いてきた
なぜ、与四死球が多いのか?
一言でコントロールと言ってしまえば終わりである
決してコントロールが悪い訳ではないし、変化球も切れる
なのになぜ四球になるのか?
オレは、変化球が切れすぎるまたは早めに変化するのではないかと思う
変化はわずかにクイックリーに変化すればいいのだ
メジャーに来てほとんどの打者が鳴り物入りで入ってきた投手を打ち込もうとする
ストレートと変化球のスピードの差や変化の大きさで戸惑う場面もあった
しかし最近では、2ストライクを取りながら見極められ玉数を多くし与四死球となる
次に来るのは「四球を与えられない」という当たり前の心理だ
そこでほとんどが素直なストレートをHRされることになる

ダルヴィッシュにはナチュラルに切れのある変化するボールがない
黒田にはそれがある
今、DLしているNYYのリベラも持っているし
彼はそれだけ(SFFなどもあるが)でピッチングしていると言って過言ではない

解説ではストライクゾーンからボールゾーンへの変化が好ましいと言っているが
それはあくまで打者がスイングする気になるときだけだ
ダルヴィッシュの変化球はほとんんどそのパターン
黒田は同じくボールゾーンへ行くボールもあるが
ストライクゾーンからコースぎりぎりでストライクゾーンに決まるボールがある
そういうピッチングをされると打者は早めにスイングするという心理になる
加えて、ストレート気味のボールでも手元でわずかに変化する
グラウンドボールやフライボールになる確率が高くなる
走者を背負ってもダブルプレーの確率も高くなる


ダルヴィッシュがメジャーに来てかなりのイニング数を投げているのだから
マウンドの硬さがどうの、ボールのフィット感がどうのという理由はない
それよりメジャー仕様ということで体を大きくし過ぎたのではないか?
松坂がそうであったように別に体を大きくする必要はない
ピッチャーの命は、下半身の粘りと上肢(肩、肘、手首)の柔軟性
加えて握力だと思っている

特に下半身の粘りは黒田が上であるし
完封、完投がない限り一流の証はない


まだあるけどこんな感想です



2012年8月20日月曜日

金言

わたしは自分が強いことに慣れすすぎていて、弱い人々について理解しようとしなかった。幸運であることに慣れすぎていて、たまたま幸運じゃない人たちについて理解しようとしなかった。健康であることに慣れすぎていて、たまたま健康ではない人たちの痛みについて理解しようとしなかった。わたしは、いろんなことがうまくいかなくて困ったり、立ちすくんでいたりする人たちを見ると、それは本人の努力が足りないだけだと考えた。不平をよく口にする人たちを、基本的には怠けものだと考えた。当時のわたしの人生観は確固として実際的なものではあったけれど、温かい心の広がりを欠いていた。そしてそれについて注意してくれるような人は、まわりには一人もいなかった。

―スプートニクの恋人より―

結局は、気づく人は気づくし、気がつかない人はいつまで経っても気づかない
気づいても気づかない振りができる人もいるし、自分のことだと思う人もいる
昨今の学校問題や国内問題、領土問題をみていると
個々の心の動きを周りの人々が利用しているように思わざるを得ない



午前中、本を読む。窓を見ると風のない静かな雨が降っている
時折、音がないので雨が止んだのではないかと確かめるが
静かな雨は静かな雨としてアスファルトを濡らしている
TVモニターではNYY黒田が淡々とピッチングをしている
新聞やTVニュースに目をやると
うんざりするような人間の欲がむき出しになっている



この人たちは何をやって生活しているのだろうと思う
生活が厳しいならそんな暇はない
結局、時間と労力の無駄で生産性がない

そんなことを思いながら雨が止んだ午後に散歩をする
途中で雨が降ってきたので書店で雨をやり過ごす

そこで手にしたのが未来工業創業者山田昭男氏の著書だった
以前から「カンブリア宮殿」の出演で知ってはいたのだが
さしずめ平成の上杉鷹山だろう
この感覚が行政府にあるならば日本国民が生き生きしたものになる


オレは、日本の国債の累積や地方財政の悪化は
財政法(歳入歳出に関する法律)にあると10年以上前から思っていた
これは国家という大きな組織から小さな村まで同じシステムで行われている
いわゆる予算の使いきりだ

例えば末端の事例を言えば
予算が決定し現場に分配されてくる(ほとんどが前年に倣う)
必要なものを購入する計画を立てる
当然、定価で購入する訳ではないので複数から入札をする
100円の定価が入札予定価格を90円としても落札は88円かもしれない
予算を定価で立てれば12円余るし、90円で立てれば2円余る
この余ったお金を余った財源として戻せばいいのだけれど
結局は、ほとんど3月に必要のないものを購入して収支0とする
毎年、このことについてことある毎に意見をし
自分の職場が先駆けとなって実行すればいいのではないか?
と言っても黙殺されてきた
結局行政組織というのはそういうところなのだ


現場で問題が起きても責任を現場になすりつけるような
または上司や上部が責任逃れして一切責任は取らない
そのような社会に未来はない

そういう意味で今の日本の政権が変わろうとも何も変わらないが
その日本の中にも周辺諸国の暴論に
「なるほど」と言ってのける政党があるのには首をひねる



2012年8月19日日曜日

スポーツはいい#4

スポーツの楽しみ方は色々ある
する・みる・おうえんする・よろこぶ
「るるぶ」を越えて「るるるぶ」だ
昨日から今日にかけて「るるるぶ」した

昨日の朝、MLB観戦
ダルヴィッシュ先発vsトロント
1回、悪癖の4球で走者1塁、バッターはスラッガーのエンカルナシオン
2ランホームラン
4球からホームランのパターンが多く、精神的なイプスを感じる
その後のピッチングは落ち着きを取り戻していた
ダルヴィッシュの投球についてはNYY黒田と合わせて別に起こしたい

いつも練習ばかり観に行っているコンサドーレ
ここ数試合いいゲームが続いているので厚別競技場まで応援に行った
時間と体力があるので片道約17km
自宅を10:30に出て街の中を通って行くので
14:00キックオフに間に合うか心配だったが15分前には着いた
後半2点のビハインドを何とか同点に追いついた
しかし、立て続けに2点入れられ万事休す、ぬか喜びに終わる
16:00には会場を後にする
コンサにはこの一条の光がほしい
夏至からもう2ヶ月を過ぎようとしている
19:00をまわると陽は山の陰になり夕暮れの早さを感じさせる
帰宅してシャワーを浴びる
運動らしい運動もしていなので体重計に乗るのを避けていたが
久しぶりに乗ってみると61.4kgで減っていた
ちょっと嬉しい

2012年8月18日土曜日

スポーツはいい#3

出典は分からないがかなり以前読んだ本によると
「元気」とは生まれながらにして持っている「気」のことだ
生命を得たいきものはすべて「元気」を持っている
当然ながら個々に持つ「元気」には強さの差異がある

後天的に経験を積みながら元気は増幅する
それは寝がえり、ハイハイ、つかまり立ち、歩行といった
運動機能の発達からもたらされることが多い
子どもが家庭の中で親の影響を受けながら育つ
興味のあることに対して行動する
いきなり走りだしたり、紙をぐちゃぐちゃにしたりなどだが
親の都合で行動を制限されることが多い
学齢が進むにつれさらに社会規範というものがつきまわる
または世間体や恥ずかしさも手伝って自ら制限し始めたり、制限されてきたことが動きまわることに全く興味を持たなくなる子供が出てくる

親としては言うことを聞き、おとなしい素直な子供と映るだろう
そういう育ち方をした子供は「気」が育たない
運動が勉強や芸術(ピアノなど)といった分野に置き換えられて育つこともある
ただ、子どもが最もやりたいことを好きなだけさせないと気は育たない

無制限に動き回らせる訳に行かないので
ルールに従って自分のエネルギーを発散させるスポーツが「気」を育てることは明らかだ
ここではルールに従ってということがポイントになる
ルールを無視したスポーツはありえない
スポーツをすることで体力がつき、規律を覚え、気力が充実する

よく「気」の話をする中でドラゴンボールの孫悟空の話をしてきた
まさに修行をすることで気力が高まっていく
そういう観点から娯楽性もさることながらこの漫画を高く評価していた
他に「柔道物語」系も好きなのだが(笑)

トップアスリートたちの育った環境を少し見てみると
そこにマットがあり、ラケットがあり、跳び箱があったのかもしれない
ただ同じような環境に置かれても同じようにならないから面白い
そこにはやはり「気」や筋肉、骨格の違いがあると思う
それはあくまでトップアスリートの問題だ

残念だが、トップアスリートやまたそれに類する人たちは
一線を退くと全くスポーツをすることと無縁になることが多い
燃え尽き症候群?なのかもしれない

今回、なでしこの澤選手が今後の代表を辞退する報道があった
しかし、三浦カズさんが実力があって呼ばれるなら代表になれという
カズさんは今でもいつでも呼ばれることを思ってプレーしている
また、今コンサドーレにいるゴン中山選手もピッチに立つのに必死にリハビリとトレーニングを行っている
こういう姿を見たり、マラソン大会で80代の人が完走したり
または琴似発寒川を散歩していると年配の方が笑いながらテニスをしている
ゴルフでも、パークゴルフでも元気に楽しんでいる
「剣道は年齢に関係なく、いくつになってもできて素晴らしい」という
確かにそうかもしれないが他のスポーツもやり方次第で息が長い

スポーツをすることで「元気」が小さくならないなら
それは素晴らしい


ただ、やりすぎや無茶はケガの元なので歳相応がいいらしい
全治2カ月と言われた鎖骨骨折だが、全治3カ月に延長
原因は月間400km以上歩きまわっていることだと分かっているが
医者には内緒にしている(笑)
「よくそんなに歩けるね」と言われるが
今のオレからウォーキングをとったら、ただの抜け殻である
もう夏も終わりに近づいて陽が短く、風は冷ややかに、湿度は低くなっている
ななかまどに実がつき黄色い色合いがやがて薄い赤になり濃くなっていく
同時に緑葉も色づき始めているのだけれど
その変化に気づきながら川縁や街中を歩くのはいい





2012年8月15日水曜日

スポーツはいい#2

過去ログで柔道(JUDO)について載せた
月曜日のBSフジプライムニュースでまさにこのことが論じられていた
スポーツとしてのJUDOか武道としての柔道かという岐路が論点だった
当然だがやはり勝ち負けにこだわると
現状の国際柔道連盟のルールに従わざるを得ない
しかし、そのルールを決める中には日本人はいない
というよりスポーツにも政治的な恣意があって日本はのけものである
あまりにも縦社会構造になって上意下達で公平性が見られない組織になっている
多かれ少なかれ組織とはそういうものだが
公平を信条とするスポーツがもっと健全にならないかと危惧する


今回のオリンピックでメダルをとったウエートリフティングの三宅
女子アーチェリー団体の三選手達の喜びの表情がよかったと書いた
毎日、メダルをとり入賞を果たし喜び涙を流した選手達
だから、金メダルを取れなかったと仏頂面をする柔道選手には違和感を感じる

「堂々と」にサッカー女子なでしこの勝敗に?的コメントを書いた
しかし決勝では自分たちの持ち味をしっかり出していた
おそらくWCUPの優勝時より個々のスキルアップがされていた
そして、組織的にも揺るぎないものになっていた
その前のフランス戦では相手チームから
「チャンピオンらしくない守備的ゲームだった」と批判されたが
予選リーグを勝ち抜いてトーナメントのノックアウト方式なら
徹底的に勝ちにこだわるのも当たり前だ
ましてやチャンピオンということで打倒日本なのだ
研究し尽くされた中で勝ち上がって行ったなでしこに称賛を贈りたい

振り返れば、ゲームでピッチに立つときに
キャプテンが他の選手へ手招きしながら「さぁー行くぞ!」というような
満面の笑みを観た時から「いいチームだな」と思った
決勝では疑惑の判定があり辛酸をなめたが
あの表彰式に出てくるときの笑顔のトレインを見たら
いいチームに仕上がっていたんだなと思う
選手だけでなく佐々木監督の人柄が出ているようでもある
監督自身もサッカー好きのサッカー少年の顔なのだから
みんな楽しくてしょうがないんだ


もし、日本がもう少しメダルを狙おうとするならば
「日本人は豊かになりハングリー精神がなくなった」と言われているので
ないならないでいっそのこと、楽しんじゃった方がいいのだ
その競技大好き人間を集めて競わせた方が効率が上がる


最近、デリカシーのかけらもない人々が多くなってきた中で
水泳の松田選手が言った
「康介さんを手ぶらで帰させる訳には行かないぞ」
の言葉に熱くなったのはオレだけではあるまい


だからスポーツはいい



2012年8月13日月曜日

スポーツはいい#1

ロンドンオリンピックが終わった
各種目の世界一流のパフォーマンスを観られる唯一の機会だ
とは言っても採用されない競技もある
それでも馴染みのない競技を含めてオールスポーツ的だ
開催前にマスコミに大きく取り上げられたもの、またそうでないもの
期待をされたもの、ノーマークだったもの
それぞれ属する競技団体はある程度世界との力を把握している
だが、私たちはマスコミだけの極めて少ない情報だけだから
露出度の高い選手に期待する

国の結果として、金が少なかったという評価があるが押し並べて優良
ナショナルチームと言っても学校体育が基本となっている日本と
クラブチームや国家を挙げてジュニアから育てている国と訳が違う
人口比率からいうとメダルが少ないということだが
スポーツの世界から見ると
競技に偏りがなく極めて優良な国家だと思う

日本ではないが、紛争や極貧国で練習環境も劣悪な中
能力と努力次第で世界一になった選手がいたことは
オリンピックの精神からすればスポーツの素晴らしさが表れた
他国といえど感動を与えている



日本のメダリスト達が口をそろえたように
「みなさんのお陰で」とか「支えてくれた家族や仲間のお陰で」
というコメントを聞く
間違いじゃないと思う反面、「いやいや君の才能と努力の賜物だよ」といいたい


神戸製鋼の黄金期を築き日本代表のキャプテンを務めた
ラグビーSOの平尾誠二氏が過去のスポーツ雑誌「ナンバー」の対談で
こんなことを言っていたなと思いだした
「あなたはこんな単純な走るという練習を他人よりなぜ多くやるのか?」
というような質問だったと思う
「苦しいです。でも、この苦しさを乗り越えた練習が、ゲームでトライに結びついたとしたら、たまらなく楽しい。だから、その楽しさを追求しているんです」
ー15年以上前の記憶だから文章的には違っているかもしれないー


つまりはトップアスリートはいやいやスポーツをしている訳ではない
ましてや国家や国民を背負って練習している訳ではないと思う
そこには純粋に「上手くなりたい、強くなりたい」という思いだけだ
だから自分のあらゆる可能性を信じて日々研鑽している
能力には限界があるから、そこには周りからのサポートがいる
しかし、やるのは本人次第だ

オレたちはその最高のパフォーマンスに酔いしれ熱狂する
敗れても健闘をたたえ惜しみない拍手を送る
「他人を変えられないが、自分が変わることで他人も変わる」
という教育論があるのだが
まさに彼らが与えてくれたものはダイレクトな感動だった
感動は元気を、元気はやる気を生む
だから日本のトップアスリートたちに「ありがとう!」


「国技柔道惨敗」などといっているが
もし、そのスポーツの母国が優勝という重荷を背負っているなら
時代遅れの化石的思考になりつつある
オレは日本柔道はまだまだ高いレベルにあると思っているし他国が目標としている
唯一心配なのが、楽しさを忘れ
金メダル奪取至上命令的なことだ

萎縮しないのびのび元気なアスリートの顔がいい


2012年8月12日日曜日

野菜たっぷり

これでもかってくらい夏野菜がある
ウォーキングして、料理して、家で飲む
そんな生活

たっぷり熟したミニトマトでトマトソースつくりました
かつおと根昆布で一番出汁とりました
一本冷凍保存
イカげそ、ピーマン、米なすのガーリック炒め
米なすのピザ風
出汁巻き卵
ささげ、なす、木綿豆腐の甘辛炒め(ごま油味)
細切りうどんトマトソースかけ

こんなことやってます



2012年8月10日金曜日

そこにいる気配

先ほど次男が高松へ帰った
いつもなら駅まで送ることはないが、今日は送ってきた
先週の土曜日夜に帰省してきた
その晩は、自分の大学の先輩も来ていたので一緒に飲んだ
1週間いたが、遅く帰省して早く帰ったので中身は5日間
そのうち、留萌の実家へ2日間行った
残りの3日は高校時代の友達とほとんど過ごした
というより、午後から出かけてそのまま飲みに行き、朝帰り
その生活のパターンだった
オレはオレの生活のリズムがあるから雨の日以外はウォーキングへ出かける
親といるよりは久しぶりに会う友人と過ごすのが楽しい

それは分かる

できることは、内がいないので旨い飯をつくってやることだけだ
アレルギーがあるので魚を抜いた食事になるが
高校時代から飲食店でアルバイトをしていたので味にうるさい

留萌の実家からも夏野菜がたっぷり送られてきた
そして、息子が留萌にいったらまたもやたっぷりの夏野菜を持って帰ってきた
2人暮らしなのにこの量をどうすればいいのだろう
などと思いつつ食材を無駄にしないようにあれこれチャレンジ料理
・新じゃがのポテトサラダ
・ささげ、ピーマン、なすのてんぷら
・さやえんどうの味噌汁
・もろきゅう
・さやえんどうの炒め物
・ささげとなす、厚揚げの甘辛炒め
・トマト丸ごとのミートソース
・牛タンの塩漬け
・鶏肉の照り焼き
・ホルモンの味噌煮込み
・鯨の刺身
ま、こんなもんだったかな?
既製の調味料は一切使わず、「さしすせそ」での味付けだ
「旨い」と言って、食事が終わると息子は自室で本を読む
茶碗を洗い、洗濯をする

完全にオレ主夫してますが・・・

昨日も朝帰りだったのでちょっとウォーキングへ出かけた
旭山公園

旭山公園から市内を俯瞰するのは気持ちいい
こうしている間も息子は家で休んでいる

公園内から藻岩山へ行けるらしい
3時間ほどで帰宅したら
「今晩も連絡あって出かけるわ」という

結局、家で一緒に夕食をとったのは帰省したその日と留萌から帰って来た日だけだった

お盆明けから石垣島へ出張
半年間、新石垣空港の施工に携わるらしい
ネットで調べると25年3月に開港ということだからシビアな仕事になる
正月はおそらく帰ってこられないという


ほとんど、話らしい話もしないで
というよりは顔を突き合わせてもとりたてて共通の話題もないが
(こういうところは男の親子らしい)
元気にしていることが間近で感じられる

なにより、友達と出かけようが実家へ行こうが必ず帰ってくるし
自室にこもっていても、そこにいる気配が感じられて
それだけでいい

2012年8月8日水曜日

つながり

先週初めまでの猛暑が嘘のように
湿度が低くさらりとしたそして25℃以下という
非常に過ごしやすい日々の札幌
空を見上げるとどこまでも青い
昨日は遠くからも手稲山から藻岩山までの稜線がくっきりしていた


記憶はたしかでないがおそらく5月の連休前に大学の先輩から電話があった
先輩と言っても剣道部だけで同期が約50人
先輩が約150人の大所帯な訳だが
1年間を他の部活と共同生活をする寮生活を終えると
3つある剣道部の自治組織の合宿所に入る
さらに合宿所の中ではお世話をする先輩から
ドラフト制度のように指名されて文字どおり24時間寝食を共にする
8畳部屋に5人の共同生活が行われた
3人の先輩に対して2人のお世話係
これを「部屋っ子」という
ただ、同期が家の事情で夜にアルバイトをしていたので
実質3人の夕方からのお世話をしたのはオレ1人だった

部屋っ子の朝は先輩より早く起きて朝稽古の支度をし
「お時間です」と声をかけて道場へ行き朝稽古のする
稽古が終えたら防具を干して汗をかいた道着を防具袋へ入れ合宿所へ帰る
日中は食事当番がない限り授業へ行くのだが
その合間を縫って、道着を干しアイロンをあてる
週に2回は、授業を合わせて3回の稽古があった学校だから、息つく暇もない
夕方の稽古が終ると防具を干し道着を防具袋に入れてまた合宿所へ帰る
夕食の前に3人の風呂道具と着替えを持って銭湯へ行く
3人分の洗い場を準備して3人分の背中を流す
「いいよ、自分が洗ったらええ」と言われて、ささっと洗い終える
脱衣所で濡れタオルや着替えをもらい合宿所へ帰る
夕食をとり9時の点呼まで洗濯をしたり、道着の手入れをしたりする
点呼が終わると「酒とつまみ買ってこい」と言われたり「飲みに行くぞ」と言われる
そういう日常にかかるお金はすべて先輩が支払う
飲み会が終わったら「マッサージ」の声がかかる
ここも3人分する
3人から「消灯」という声がかからないと眠られないシステム
こういう生活に馴染めなくてあとあとまで苦い経験として語る者もいるが
厳しさの中に情があふれて嫌じゃなかった
ただ、この期間は布団で寝ることはなくこたつで寝ていた(笑)


「もしもし、わしや。わかるかわしやで」
携帯の着信でもう名前が分かっているのだが
あらためてその声を聴くと間違いなく岐阜の先輩
「なんかあったんか?いろいろ心配しとったで、どないする」と
ま、いろいろ近況やらを話し終えて
「わし、夏休みに北海道旅行に行くんやけど、おるか?」
「8月の第1週の土曜や。嫁も同期会があってついでに行くんや」

そうは言ってもオレを気遣って様子を見にくるに違いないと思った

10数年前、剣道スポーツ少年団の全道大会で中学生女子の部で個人優勝させた
全国大会は岐阜県大垣市で行われた
引率で岐阜に行きますと連絡したら、わざわざ時間をとって一緒に呑み
また、大会会場でできるだけいい場所で観戦できるように便宜を図ってくれた

数年間も連絡を取らなくても大学時代に濃密な生活をしたことで
お互いの性格やら考え方の深層がわかってくるらしい

今回の来道にいたって連絡が来たが
ちょうど家内も1ヶ月ほどソウルの高麗大学へ短期留学しているので
自宅へ泊っていただけないかと快諾を得た
8月4日(土)夕方、JR琴似駅へ迎えに行った
すっかり頭は白くなっていたが声の張りや肌艶は若々しい
自宅へ案内してからちょっとした観光へ行こうとしたが生憎の天気だった
「ええで、ええで気ー遣わんで」
ということですぐに安着祝いのビールを飲む
自家製のイカの塩辛や日高沖の時鮭、たこ、鵡川産のシシャモで飲む
帳が下りる前のまだ日が落ちる前に「外いこう」ということになった
たわいのない話や先輩が大腸がんになった話
それぞれの子どもの話などなど
そこには時間の隔たりが全くなく、つい昨日も会ってましたという感じだ
自宅へ帰ってから、岐阜の同期に電話し
ほとんど内容を覚えてない状態になったが自宅なので安心だ
そのうち、次男が四国から帰省してきたので3人で飲んだ
「もうたくさんや、寝るで」という合図で宴もお開き
34年前となにも変わらない時間だった

おそらく、お互いに腹に持っているものを語り合ったと思うが
翌朝には何事もなかったように琴似駅まで見送りに行った
小樽、積丹、羊蹄山麓、洞爺湖、昭和新山、登別、支笏湖を夫婦で巡り
「いろいろ世話になりありがとう」昨日メールがあった

退職をしたときに同期や部屋っ子が電話をくれたり
先輩が激励のはがきをくれたり
四国へ行くときに必ず寄ってねと連絡をくれた同期
おそらくは形に現れたり現われなかったりしてもつながりを感じる
また、上京する時には決まって数人が集まってくれる


もう、そんな合宿生活経験は100%経験できないが
一時期でも心通わせた人のつながりというものは
浮遊しそうな心の移ろいをしっかりと楔として生きている
それは家族のものとは別個のものとして・・・
お元気で



2012年8月2日木曜日

堂々と

前回の投稿で「そのうち出るよ」と言ったその日に金が出た
柔道界としては逸材だったかもしれないが、一般的には認知度が低い
本当に何を基準として、メダルを取れるとかという報道になるのだろうか?
見た目重視のアイドルアスリートにスポットを当てているとしたらお笑いだ
残念だったのは女子柔道の福見、中村、上野が相次いで敗れたことだ
彼女らは相当力があると断言できる
男子も心配するほど力の差はない
あえて言うなら、柔道からJUDOに変わったことだ
今回はまた国際ルールが変わったようで(オレが知らなかっただけだが)
ポイントが細か過ぎたり、基準が厳しかったりする気がする
統計的に分からないが「投げで一本」で勝つ確率が低い
というのも投げられたら受け身をとることは100%ない
投げられたら身をよじって背中をつけない防御姿勢になっている
一本が技ありに、技ありが有効にという具合に
いかに相手にポイントを与えないかというつまらない試合になっている
豪快に投げられたら背中がどうのこうのということなく
死に体になっているのだから一本でいいのではないか
また、組手に関してもしっかり組ませるルールにしないと
本当の柔道の面白さがますます希薄になっていくような気がする


今回のオリンピックでは勝ちにこだわることで
いろんな事象が話題になっている
開催前は、国籍問題だ
カンボジア代表として猫ひろしがマラソン出場を狙ったが
あれはほんの序の口で本人の意思である
国を挙げて自国に有力選手を引き抜くことが日常茶飯事になっている
これはオリンピックだけじゃなくサッカーWCUPも同じだ
さらに今回は、予選の成績で対戦相手が決まるから
意図して負ける、引き分けた試合があったと報道された
バドミントンは無気力試合と認定して失格処分になっている
なでしこも同じく次戦を考えて引き分けを指示したと言われている
当事者じゃないので真偽は分からない


オレの頭にあるのはオレも同じ経験をした覚えがあるからだ
初めて剣道部の顧問になり3年目
高体連の地区予選で明らかに力は2番手以上のチームをつくった
ところが組み合わせでリーグ戦を2位通過しないと最も嫌なチームと当たる
そこで選手に「無理に攻めなくていいから」と指示した
対戦相手も同じ戦法で来た
団体戦の試合で両者打ち合わないつまらない試合になりかけた
オレはやはり違うのではないか
もし、北海道大会に進むのなら優勝して進めばいいだけだ
という考えに至り選手に堂々と一本をとりに行きなさいと変更した
当然、簡単に打ち負かしたが
準決勝では僅差で敗れ北海道大会に進むことができなかった
女子個人優勝だけだった
その時の3年生には申し訳ないと思ったが
今思えば正しい判断だと思っている
翌年には団体・個人とも優勝させて
初めて日高地方に団体の優勝旗をもたらした


さて、なでしこである
先の大会で「世界一」になって選手より監督に重圧がかかっている
もう少し気楽にやればいいのにと思うがそうはいかないらしい
やはり国民の期待だとかチャンピオンとしてだとか
つまらんことが頭に浮かんでいるとしたら同情したい

「2位は敗者の代表」みたいなことを言われるけど
結局、全部勝たないと優勝はない
オリンピックに出ただけで立派じゃないのか?
本大会に出るまではオリンピック出場が悲願の時もあったはずだ
ランキング1位が絶対優勝するなら試合を見るまでもない
どの競技でもナイスゲームしてくれたらオレはうれしい
オリンピックでも小さな地方大会でも

そこにはなんら変わりない1点がある
全力で相手にかかっていく闘志だ
それが観ている者を惹きつけ感動させる
オレがみたいのはそんな試合

今日はまた朝からつまらないゲームを見た
ダルヴィッシュ
君はいつまでもそんな逃げ腰のピッチングをしているのか?
ピッチングが小さくなりすぎて観ていて心が躍らない
堂々と勝負しろ!



ここ数日、いただいた野菜などを料理してますが
今日はグーズベリーのジャムをつくりました

正直、旨い!あとでフランスパンでも買ってくる
最近つくったもの
鳥のささみ、ズッキーニ、ミニトマトのカレーと絹さやオリーブオイル炒め
スナックエンドウとベーコン、卵の炒め物
あ、今一人暮らし