過去ログで柔道(JUDO)について載せた
月曜日のBSフジプライムニュースでまさにこのことが論じられていた
スポーツとしてのJUDOか武道としての柔道かという岐路が論点だった
当然だがやはり勝ち負けにこだわると
現状の国際柔道連盟のルールに従わざるを得ない
しかし、そのルールを決める中には日本人はいない
というよりスポーツにも政治的な恣意があって日本はのけものである
あまりにも縦社会構造になって上意下達で公平性が見られない組織になっている
多かれ少なかれ組織とはそういうものだが
公平を信条とするスポーツがもっと健全にならないかと危惧する
今回のオリンピックでメダルをとったウエートリフティングの三宅
女子アーチェリー団体の三選手達の喜びの表情がよかったと書いた
毎日、メダルをとり入賞を果たし喜び涙を流した選手達
だから、金メダルを取れなかったと仏頂面をする柔道選手には違和感を感じる
「堂々と」にサッカー女子なでしこの勝敗に?的コメントを書いた
しかし決勝では自分たちの持ち味をしっかり出していた
おそらくWCUPの優勝時より個々のスキルアップがされていた
そして、組織的にも揺るぎないものになっていた
その前のフランス戦では相手チームから
「チャンピオンらしくない守備的ゲームだった」と批判されたが
予選リーグを勝ち抜いてトーナメントのノックアウト方式なら
徹底的に勝ちにこだわるのも当たり前だ
ましてやチャンピオンということで打倒日本なのだ
研究し尽くされた中で勝ち上がって行ったなでしこに称賛を贈りたい
振り返れば、ゲームでピッチに立つときに
キャプテンが他の選手へ手招きしながら「さぁー行くぞ!」というような
満面の笑みを観た時から「いいチームだな」と思った
決勝では疑惑の判定があり辛酸をなめたが
あの表彰式に出てくるときの笑顔のトレインを見たら
いいチームに仕上がっていたんだなと思う
選手だけでなく佐々木監督の人柄が出ているようでもある
監督自身もサッカー好きのサッカー少年の顔なのだから
みんな楽しくてしょうがないんだ
もし、日本がもう少しメダルを狙おうとするならば
「日本人は豊かになりハングリー精神がなくなった」と言われているので
ないならないでいっそのこと、楽しんじゃった方がいいのだ
その競技大好き人間を集めて競わせた方が効率が上がる
最近、デリカシーのかけらもない人々が多くなってきた中で
水泳の松田選手が言った
「康介さんを手ぶらで帰させる訳には行かないぞ」
の言葉に熱くなったのはオレだけではあるまい
だからスポーツはいい
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