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2012年8月18日土曜日

スポーツはいい#3

出典は分からないがかなり以前読んだ本によると
「元気」とは生まれながらにして持っている「気」のことだ
生命を得たいきものはすべて「元気」を持っている
当然ながら個々に持つ「元気」には強さの差異がある

後天的に経験を積みながら元気は増幅する
それは寝がえり、ハイハイ、つかまり立ち、歩行といった
運動機能の発達からもたらされることが多い
子どもが家庭の中で親の影響を受けながら育つ
興味のあることに対して行動する
いきなり走りだしたり、紙をぐちゃぐちゃにしたりなどだが
親の都合で行動を制限されることが多い
学齢が進むにつれさらに社会規範というものがつきまわる
または世間体や恥ずかしさも手伝って自ら制限し始めたり、制限されてきたことが動きまわることに全く興味を持たなくなる子供が出てくる

親としては言うことを聞き、おとなしい素直な子供と映るだろう
そういう育ち方をした子供は「気」が育たない
運動が勉強や芸術(ピアノなど)といった分野に置き換えられて育つこともある
ただ、子どもが最もやりたいことを好きなだけさせないと気は育たない

無制限に動き回らせる訳に行かないので
ルールに従って自分のエネルギーを発散させるスポーツが「気」を育てることは明らかだ
ここではルールに従ってということがポイントになる
ルールを無視したスポーツはありえない
スポーツをすることで体力がつき、規律を覚え、気力が充実する

よく「気」の話をする中でドラゴンボールの孫悟空の話をしてきた
まさに修行をすることで気力が高まっていく
そういう観点から娯楽性もさることながらこの漫画を高く評価していた
他に「柔道物語」系も好きなのだが(笑)

トップアスリートたちの育った環境を少し見てみると
そこにマットがあり、ラケットがあり、跳び箱があったのかもしれない
ただ同じような環境に置かれても同じようにならないから面白い
そこにはやはり「気」や筋肉、骨格の違いがあると思う
それはあくまでトップアスリートの問題だ

残念だが、トップアスリートやまたそれに類する人たちは
一線を退くと全くスポーツをすることと無縁になることが多い
燃え尽き症候群?なのかもしれない

今回、なでしこの澤選手が今後の代表を辞退する報道があった
しかし、三浦カズさんが実力があって呼ばれるなら代表になれという
カズさんは今でもいつでも呼ばれることを思ってプレーしている
また、今コンサドーレにいるゴン中山選手もピッチに立つのに必死にリハビリとトレーニングを行っている
こういう姿を見たり、マラソン大会で80代の人が完走したり
または琴似発寒川を散歩していると年配の方が笑いながらテニスをしている
ゴルフでも、パークゴルフでも元気に楽しんでいる
「剣道は年齢に関係なく、いくつになってもできて素晴らしい」という
確かにそうかもしれないが他のスポーツもやり方次第で息が長い

スポーツをすることで「元気」が小さくならないなら
それは素晴らしい


ただ、やりすぎや無茶はケガの元なので歳相応がいいらしい
全治2カ月と言われた鎖骨骨折だが、全治3カ月に延長
原因は月間400km以上歩きまわっていることだと分かっているが
医者には内緒にしている(笑)
「よくそんなに歩けるね」と言われるが
今のオレからウォーキングをとったら、ただの抜け殻である
もう夏も終わりに近づいて陽が短く、風は冷ややかに、湿度は低くなっている
ななかまどに実がつき黄色い色合いがやがて薄い赤になり濃くなっていく
同時に緑葉も色づき始めているのだけれど
その変化に気づきながら川縁や街中を歩くのはいい





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