2012年8月27日月曜日
北海道マラソン2012エイド
今年の北海道マラソンは、2年間で2倍の参加料金に対して
ささやかな抗議を込めて参加を見送っていた
もしも参加を表明していたところで、今の状況ではDNS間違いなし
最初から私設エイドを設置する予定でいた
ハーフマラソンならまだしもフルマラソンではエイドが命と言っても過言ではない
パブリックではボランティアがその役割を果たしている
多くの大会でパブリックでもプライベートでもエイドにお世話になる
大会の大きさによってパブリックエイドの充実度が違ってくる
今まで出た中では沿道の応援と私設エイドの充実さではNAHAが間違いなく№1
今回は自分がお世話になってきた恩返し
チームからは約20名参加
一人でエイドしようと思っていたけど、メンバーがヘルプしてくれた
そりゃ、オヤジより女性陣の方がいいに決まってる(笑)
殺風景な新川はまさにランナーにとって鬼門である
その新川に入ったすぐ19km地点にエイドを設置
6時には幟、テーブル、パイプ椅子などを運び込む
8時半には棒アイス、お菓子、梅干し、塩飴などをクーラーボックスに入れて現地入り
ヘルプの女性陣は果物とドリンクを持ってやってきた
9時のスタート時にはすでに気温29度あったらしい
北海道とはいえ、過酷な夏のマラソン
新川で号砲は聞こえないけど、そろそろだなという気持ちになる
1時間を過ぎたころに先頭集団
優勝した川内選手もこの中にいた
こういう選手はスペシャルドリンクを各エイドに用意されている
トップ集団から遅れながら箒星のように次集団が形成されてくる
1時間20分ぐらいにはサブ3ランナーが過ぎて行く
そのような集団を応援しながらチームのメンバーが通りすぎていく
タイム狙いのランナーは私設エイドには立ち寄らない
サブ4狙い、完走狙いのランナーが多くなると我々の出番になる
棒アイスが飛ぶようになくなる
塩飴、梅干しがまた飛ぶようになくなる
失われた塩分を体が要求する
炭酸飲料やコーラが大人気!
声をかけエイドをしていると必ず感謝の言葉が返ってくる
こういう一体感が好きだ
時折、小雨がぱらついたがランナーの体を冷やすほどではなかった
最後の力を振り絞って必死に走っているランナーの後ろから
オフィシャルの車が急かしてくる
已む無く歩道に上がりカットされていく
無念の表情に「ご苦労様、ナイスラン!」と声をかけると
笑顔で「ありがとうございます」と答えてくれる
エイドを復路側の31km付近に移動させて再開
元気で往路を走っていたランナーも復路では別人になっている
「このままで行けば、サブ4だ」と声をかけつつ
あと10kmちょっとが苦しんだ
ましてや時刻はそろそろ12時をさし始める
一人ひとりが目標に向かってひたすら走っている
そんな光景を見ながらNAHAの35km付近を思い出す
止めてもいいし、歩いてもいいんだ
でも「苦しみはオプショナル」
この暑さ、スタート地点に立った時点で勝者
諸事情あって初めてのエイド設営だったがことのほか楽しんだ
こんなに楽しいなら来年も・・・
それにしても大会レポを閲覧すると
主要大会から外され、スポンサーの減少による予算不足
スタート時には1時間待たされ、パブリックエイドも満足なものではないらしい
過去ログでも指摘したことだが、歴史がある大会なのに
運営にいたっては全くの素人と思わざるを得ない
もう少し、よその大会を勉強してランナーにとってよりよい大会になることを望む
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿