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2011年8月22日月曜日

がんへの考え方(講演を聴いて)

昨年からお世話になっている
「癒しの森消化器内科クリニック~札幌がんフォレスト」
ここの開院2周年記念講演に土曜日の午後行ってきた
会場はクリニックの3Fのヒーリングスペース 癒しの森
普段は、ヨガとか気功の指導とかに使われているらしい
院長の小井戸先生  素晴らしい方です
経歴もさることながら 人柄なんですね
柔和な表情と 患者と同じ目線で傾聴してくれるところが気持ちが安らぐ
先生と話していると 「大丈夫!」って思える人多いんじゃないかな

説明が丁寧で分かりやすく 質問には患者の分かる言葉で教えてくれる
現在の医療サービスとして  インフォームドコンセントは当たり前なんだけどね
滅多にいない 小井戸先生みたいな人・・・

昨年の職員健診でちょっと引っかかって1年前にお世話になり
その時 良性のポリープが見つかったんだけど
1年ごとに検査しましょうということで  北海道マラソンのあと検査2つ入れた
他のも入れれば3連チャン  体調悪くなる前に点検して安心したいわ・・・

さて、19日に診察して「開院2周年記念講演」のリーフレットがあったので
20日の午前中LSD約24kmして 14:30から講演とチェロ演奏を聴いてきた

講師の先生は 大阪から招いた岡村裕先生
元大学病院の第一線で活躍していた脳外科医だそうです
ま、人それぞれ考え方や生き方の違いというか  
そんなところに疑問を持って大学病院を辞めたらしい  人間っぽい
講演の中でいろいろ話してくれたけど  大阪弁で面白く納得いく講演でした

人は皆死ぬ
がんは誰でもなっている
それを防げることもできるし 進行を遅らせることもできる
大雑把にいえば こんな観点でしょうか?

生活習慣病だという認識をしっかり持つことが大切だと
がんサバイバーのアンケートでは
がんの治る人と治らない人の決定的な違いは
「治る」と考えるか「ダメだ」と考えるかの それぞれの考え方だという
医者とか治療法なんか屁みたいなもんですよ と岡村先生

セルフ治療が大切  特にサーカディアンリズム
毎日が一生だと思って大切に暮らしなさい そのためにも
Ⅰ.メンタル  Ⅱ.栄養  Ⅲ.運動  が大切ですよと
ただ誰もが分かっていることでも実行するのは自分 だからセルフ治療

がん細胞が好きなのは
グルコース、ホルモン、インスリン、炎症、運動不足、低体温など
さらに生活の中で便秘、食欲不振、睡眠不足などが続くと不定愁訴のリスクがあるらしい
運動不足⇔寝不足⇔疲労⇔うつ  のサイクルができると自然治癒力が低下する

だからサーカディアンリズムが大切だし 
実行する本人の考え方が大切なんですよ と言っていた

西洋医学を全く否定していません  ただ、完璧ではないということ
何事にも完璧はないけど  それを補うことができることもある そんな話でした
日常の生活の中でがんリスクを軽減できることとして
腹式呼吸、ふくらはぎマッサージ、温冷浴、ストレッチ、爪もみ、ツボ刺激、ウォーキング、ジョギング、気功、ヨガなどがいいらしい


1時間の予定が1時間半の熱弁  勉強になりました
講演会の様子
講演の後は、音楽でボランティア活動をしている方のチェロ演奏
年配の方が多かったので唱歌、映画音楽、聞きなれたクラシックなど40分の演奏会
たまにこんな演奏もいい


小井戸先生の「癒しの森消化器内科クリニック」はこちら↓↓↓
http://www.iyashinomori-clinic.jp/index.html
岡村裕先生のe-クリニックはこちら↓↓↓  著書も多いです
http://e-clinic21.or.jp/


北海道マラソンまでもうちょっと

なのに24kmLSDでハムストリングス悪化  おわってる
当日、ぶっつけ本番玉砕覚悟!

石原慎太郎「新、堕落論」ほぼ完読
右とか左とか関係なく考えさせられる1冊
国家を一人の人間と例えるなら  日本は未だアイデンティティーを持ち合わせていない

うすうす感じていたけどね

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